入院履歴(2)
3日の朝
ほとんどまともに眠れてない状態
病院は22時消灯で朝6時に起床で血圧を計りに来る
とにかく頭が痛い
ずっと手を頭に当て続けてる状態
あいかわらず身体は左向きなので腰やらいろいろおかしくなってくる
けどその体勢以外とれないので、その状態のなかでいろいろ細かくポーズを変える
午前中に医者の人が来たときに空腹感を訴えると
「じゃあ、今日のお昼からお粥を」とのこと
気持ち悪くて食べる自信がないがそれでもこの空腹感には勝てないのでお願いする
・・・・が
お昼を過ぎてもいっこうに食事は来ない
もう2時
その間も空腹感と悪夢との戦い
12時ごろに一度看護婦が来て
「少しずらして1時ごろに」と言っていた
そのあと1時ごろに違う看護婦が来て
「あら、まだ食事来ないのかしら、聞いてきますね」
で、それから1時間たってる
頭も割れるように痛いのでナースコール ポチっとな
氷枕を変えてもらうついでに食事のことをきく
「お昼には間に合わなかったので夜からになります(ハート」
もうね、怒る体力すらなくてね
ああ、そうですかと言うしかないの
ただまた精神的にダメージをガガガッと受けましたがね
午後になると隣のベッドに入院する人が入ってきた
70近いおじさん 仮にM田とする
グラサンに帽子 感じとしてはパトレイバーの榊班長を太らせたような感じ
べらんめえ口調でとにかく声がでかい&下品
前にもこの病院に入院してたらしく看護婦がくるたびにでかい声でつまらない話をする
「○○さんはまだいるの?」「あなた出身はどこなの?」「○○さんも立派になったねえ」「カワイイね」
看護婦さんの「ほかに気になるところはありますか」へのアンサーが
「看護婦さん」
まあ、イライラしますが怒りませんよ
怒る体力も精神力もないし
こちとらあいさつも出来ない状態だもの
なので後から来たカミさんに変わりにあいさつしといてもらう
「夜にナースコールしたりご迷惑おかけするかもしれませんがよろしくお願いします」とね
ちなみにM田は糖尿病の検査で入院してきた
なので普通に話せるし動ける
オレから見れば元気な状態 時間があれば院内をウォーキングする
血糖値が高いので気をつけなければいけないのに看護婦の眼を盗んで間食をする
「昨日、コッソリアンパン食ったら血糖値200超えちったよ ウガハハハ」
懸命に頭痛、吐き気と闘ってる人間からしたらなんか許せない
ま、怒る気力もないのでとにかく寝ちまえ!って感じで寝るがあいかわらずの悪夢コンボ30HIT!
この日は脊髄から水を取る
背中に麻酔をかけ3箇所から抜き取る
なんかうまくいかないのか何箇所も麻酔をかける
まあ、まったく自分は見えてないけど
夜にやっと食事が来る
・・が、直前に打った頭痛薬のせいか猛烈に気持ち悪い
頭痛は止まったが吐き気が止まらない
ゲロ吐き用の洗面器を抱きしめながらとにかくこの苦しみから逃れるのは寝るしかない
しかし例によって5分おきの悪夢
車の広告のようなものが2枚横に並んでて飛び出たり入れ替わったりを繰り返す
うなされて目が覚める→気持ち悪い→ウトウト→同じ夢
この時寝起きに言った言葉は「呪われてる・・」だったそうだ
結局この日もなにも口には入れられなかった
書くのを忘れてたがトイレ
もちろん起き上がれないのでいけるわけがない
「し~び~ん~(のぶ代)」
気持ち悪いながらもプライドだけで支えられ自力で用を足す
れれ?んじゃ大きいほうは?
「簡易式便器~ (のぶ代)」
即座にお断りしました
まあ、食べてないからナンも出ないし、とりあえず歩けるようになるまでガマンしようと誓う
夜は夜でやっぱり寝られない
おもいっきり苦しんで起きたらやっぱり23:00
もうヘトヘト
横ではM田が大イビキ
あげくに大声でうなり声を上げるし、寝ぼけてんのか「おいおい、まてまてまてまてまてまて」と叫びだす
限界、もう限界です(えなり)
そのまま地獄の時間を乗り越え朝が来る
時を飛ばせるスタンド能力が欲しい
4日目
朝からM田は元気
電気がつく前からゴソゴソ起き出してジャブジャブと顔を洗い出す
ハンパじゃない大きな声で大あくび
朝食が来る
看護婦がきて食べさせてくれた
なんとかお粥を数口食べられた
塩っ気もなんもないお粥だがメチャメチャうまい
メシがこんなにうまかったとは!!!!!!!!!
頭痛薬の注射のおかげかすこしずつ身体を動かせるようになってきた
左しか向けなかった状態から上を向けるようになってきた
なのでこのあいだとれなかったMRIをとりにいくことに
んーーー、またストレッチャーで運ばれて車で移動
なんとかなんないのかコレ
しかも車の出発時間に間に合わず一本遅れていったら検査時間にも間に合わず順番を飛ばされてた
ストレッチャーでうずくまった状態で廊下に30分以上放置
こんなんでいいの?
その間また悪夢と戦う
でやっとMRIをとる
機械の中に入れられて20分ほどジッとしてなければいけない
しかもあたまの上から不快なブザー音が大音量で常に流れる
ビビビビビビビ ブブブブブブ ビービービ 吐き気度UP!
ここまできたらガマンするしかないがどうしても足がバタつく
そこへ一言
「動かないで下さーい」 ・・まあ、いいけどさ
つかこんなもんを2日目のあの状態でとろうとしてたの?
ムリムリムリムリムリ!!
何考えてんの!
夜は食事をまたちょっとだけ口にして寝る
そしていつもの悪夢コンボ
今日は寝るとデスクトップのような画面になり、寝ることによってなんか新しいフォルダが生成されるという夢
ただそのときに必ず桐谷京介の動画も一緒に保存されて「これはいらねえんだよう!!」と消すというところで目が覚める
で寝るとまた同じ夢→エンドレス
さらに枕が硬すぎて首が痛くて眠れない
ずっと寝たきりなせいもあるのかとにかく首が痛い
ポチっとな
看護婦さんに「枕が硬すぎて眠れない」ことを伝える
布団を丸めたものでもなんでもいいからなにかやわらかいものにして欲しいとお願いする
アンサー:「なにもないのでガマンしてくださいね(ハート」
結局、自分の被っていた布団をなんとか頭側に持っていき枕代わりにして寝た・・なので寒い
朝起きたら体温が37.5
そりゃそうだ
今日のオレのつぶやきは「病院に殺される」だった
もちろんM田は昨日と同じ状態だったことは言うまでもない
へべく
ほとんどまともに眠れてない状態
病院は22時消灯で朝6時に起床で血圧を計りに来る
とにかく頭が痛い
ずっと手を頭に当て続けてる状態
あいかわらず身体は左向きなので腰やらいろいろおかしくなってくる
けどその体勢以外とれないので、その状態のなかでいろいろ細かくポーズを変える
午前中に医者の人が来たときに空腹感を訴えると
「じゃあ、今日のお昼からお粥を」とのこと
気持ち悪くて食べる自信がないがそれでもこの空腹感には勝てないのでお願いする
・・・・が
お昼を過ぎてもいっこうに食事は来ない
もう2時
その間も空腹感と悪夢との戦い
12時ごろに一度看護婦が来て
「少しずらして1時ごろに」と言っていた
そのあと1時ごろに違う看護婦が来て
「あら、まだ食事来ないのかしら、聞いてきますね」
で、それから1時間たってる
頭も割れるように痛いのでナースコール ポチっとな
氷枕を変えてもらうついでに食事のことをきく
「お昼には間に合わなかったので夜からになります(ハート」
もうね、怒る体力すらなくてね
ああ、そうですかと言うしかないの
ただまた精神的にダメージをガガガッと受けましたがね
午後になると隣のベッドに入院する人が入ってきた
70近いおじさん 仮にM田とする
グラサンに帽子 感じとしてはパトレイバーの榊班長を太らせたような感じ
べらんめえ口調でとにかく声がでかい&下品
前にもこの病院に入院してたらしく看護婦がくるたびにでかい声でつまらない話をする
「○○さんはまだいるの?」「あなた出身はどこなの?」「○○さんも立派になったねえ」「カワイイね」
看護婦さんの「ほかに気になるところはありますか」へのアンサーが
「看護婦さん」
まあ、イライラしますが怒りませんよ
怒る体力も精神力もないし
こちとらあいさつも出来ない状態だもの
なので後から来たカミさんに変わりにあいさつしといてもらう
「夜にナースコールしたりご迷惑おかけするかもしれませんがよろしくお願いします」とね
ちなみにM田は糖尿病の検査で入院してきた
なので普通に話せるし動ける
オレから見れば元気な状態 時間があれば院内をウォーキングする
血糖値が高いので気をつけなければいけないのに看護婦の眼を盗んで間食をする
「昨日、コッソリアンパン食ったら血糖値200超えちったよ ウガハハハ」
懸命に頭痛、吐き気と闘ってる人間からしたらなんか許せない
ま、怒る気力もないのでとにかく寝ちまえ!って感じで寝るがあいかわらずの悪夢コンボ30HIT!
この日は脊髄から水を取る
背中に麻酔をかけ3箇所から抜き取る
なんかうまくいかないのか何箇所も麻酔をかける
まあ、まったく自分は見えてないけど
夜にやっと食事が来る
・・が、直前に打った頭痛薬のせいか猛烈に気持ち悪い
頭痛は止まったが吐き気が止まらない
ゲロ吐き用の洗面器を抱きしめながらとにかくこの苦しみから逃れるのは寝るしかない
しかし例によって5分おきの悪夢
車の広告のようなものが2枚横に並んでて飛び出たり入れ替わったりを繰り返す
うなされて目が覚める→気持ち悪い→ウトウト→同じ夢
この時寝起きに言った言葉は「呪われてる・・」だったそうだ
結局この日もなにも口には入れられなかった
書くのを忘れてたがトイレ
もちろん起き上がれないのでいけるわけがない
「し~び~ん~(のぶ代)」
気持ち悪いながらもプライドだけで支えられ自力で用を足す
れれ?んじゃ大きいほうは?
「簡易式便器~ (のぶ代)」
即座にお断りしました
まあ、食べてないからナンも出ないし、とりあえず歩けるようになるまでガマンしようと誓う
夜は夜でやっぱり寝られない
おもいっきり苦しんで起きたらやっぱり23:00
もうヘトヘト
横ではM田が大イビキ
あげくに大声でうなり声を上げるし、寝ぼけてんのか「おいおい、まてまてまてまてまてまて」と叫びだす
限界、もう限界です(えなり)
そのまま地獄の時間を乗り越え朝が来る
時を飛ばせるスタンド能力が欲しい
4日目
朝からM田は元気
電気がつく前からゴソゴソ起き出してジャブジャブと顔を洗い出す
ハンパじゃない大きな声で大あくび
朝食が来る
看護婦がきて食べさせてくれた
なんとかお粥を数口食べられた
塩っ気もなんもないお粥だがメチャメチャうまい
メシがこんなにうまかったとは!!!!!!!!!
頭痛薬の注射のおかげかすこしずつ身体を動かせるようになってきた
左しか向けなかった状態から上を向けるようになってきた
なのでこのあいだとれなかったMRIをとりにいくことに
んーーー、またストレッチャーで運ばれて車で移動
なんとかなんないのかコレ
しかも車の出発時間に間に合わず一本遅れていったら検査時間にも間に合わず順番を飛ばされてた
ストレッチャーでうずくまった状態で廊下に30分以上放置
こんなんでいいの?
その間また悪夢と戦う
でやっとMRIをとる
機械の中に入れられて20分ほどジッとしてなければいけない
しかもあたまの上から不快なブザー音が大音量で常に流れる
ビビビビビビビ ブブブブブブ ビービービ 吐き気度UP!
ここまできたらガマンするしかないがどうしても足がバタつく
そこへ一言
「動かないで下さーい」 ・・まあ、いいけどさ
つかこんなもんを2日目のあの状態でとろうとしてたの?
ムリムリムリムリムリ!!
何考えてんの!
夜は食事をまたちょっとだけ口にして寝る
そしていつもの悪夢コンボ
今日は寝るとデスクトップのような画面になり、寝ることによってなんか新しいフォルダが生成されるという夢
ただそのときに必ず桐谷京介の動画も一緒に保存されて「これはいらねえんだよう!!」と消すというところで目が覚める
で寝るとまた同じ夢→エンドレス
さらに枕が硬すぎて首が痛くて眠れない
ずっと寝たきりなせいもあるのかとにかく首が痛い
ポチっとな
看護婦さんに「枕が硬すぎて眠れない」ことを伝える
布団を丸めたものでもなんでもいいからなにかやわらかいものにして欲しいとお願いする
アンサー:「なにもないのでガマンしてくださいね(ハート」
結局、自分の被っていた布団をなんとか頭側に持っていき枕代わりにして寝た・・なので寒い
朝起きたら体温が37.5
そりゃそうだ
今日のオレのつぶやきは「病院に殺される」だった
もちろんM田は昨日と同じ状態だったことは言うまでもない
へべく
by rogue03 | 2006-02-11 14:13 | 更新履歴